「就業規則を作成したけどルールが根付かない」
「就業規則の言い回しが難しくて、理解できない社員が沢山いる」
「説明会直後は良いが、時間がたつと解釈が人によって違っている」
このような声は良くお聞きします。確かに就業規則は法律用語や独特の言い回しも多い上、ボリュームも多いので、「何かあった時にしか見ない」という会社が多いです。
そこでお勧めしたいのが、「就業規則重要事項説明書」と「職場のルールブック」です。
- 就業規則重要事項説明書
- 「就業規則重要事項説明書」は、就業規則の良く確認する事項、良く解釈の分かれる事項、問題の発生しやすい事項に関してのみ、例示も使いながら説明した簡易版就業規則です。 普段は「就業規則重要事項説明書」を運用し、滅多に起こらない事案の時は「就業規則」を運用してルールを明確化して頂きます。
- 職場のルールブック
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「職場のルールブック」とは、会社や職場で今一番守って欲しい事や浸透させたい事を3つ程度に絞り込んで、分かりやすく表現したものです。イラスト入り優しく分かり易い表現で親しみやすいのが最大の特徴です。携帯しやすいサイズでお作りしますので、朝礼やミーティング等様々な機会で活用して頂けます。「文庫本サイズ」「手帳サイズ」の2サイズを用意しました。3つ程度に絞り込んだ内容が徹底出来たら、次の課題に取り組めるよう中身のみの差替えが出来るようになっています。
- 職場での教育・研修に
- 「就業規則重要事項説明書」「職場のルールブック」共に社員教育、社員研修、特に新入社員研修で活用下さい。 新入社員研修で就業規則の説明を長時間されている会社がありますが、新入社員達はどれだけ頭に入っているでしょうか?また、膨大な就業規則に新入社員も説明する側の社員もうんざりしてしまってはいないでしょうか?この2つのツールは、そのような状態を打開し、時間とコストの削減にも貢献します。
- メンタルヘルス対策
- メンタル不調の原因の1つに、職場のルールが不明瞭である事が挙げられます。
「A先輩は出社後すぐタイムカードを押しているが、B先輩は仕事の準備がすんでから押している」
「C課長が不在の特にD課長代理に残業の申請をしたら、申請用紙が違うと付き返された」
「E課では休憩時間以外もタバコを吸って良い事になっているが、F課では休憩時間だけである」
些細な事ですが積もり積もってとも考えられますし、この様な不徹底からセクシャルハラスメント、パワーハラスメント、モラルハラスメントを引き起こす事もあります。企業のメンタルヘルス対策としては、メンタル不調者を出させない「予防的メンタルヘルス対策」が一番重要です。メンタルヘルス社員研修の第一歩として、職場ルールの徹底から取り組んで下さい。